文化サイト

多様なジオ資源(地形・地質)と密接に関わりがある、
島民が伊豆大島で育んできた暮らしの知恵・生活・文化・文学・産業などの資源

英名 エリア
英名Mihara Shrine エリア山頂カルデラ

もともとは大島の総鎮守・三原大明神として三原山を祀り、ふもとに鳥居があるだけでしたが、大正時代、三原山中腹にコンクリート造りの立派な社殿と、山頂に小さな祠が建てられました。その後、1951年噴火の溶岩流に社殿が埋没してしまったため、山頂に移設・再建されました。当時は三原山登山道の登り坂から参道に繋がっていました。

1986年噴火の際は、1951年溶岩の高まりがあったことによって、溶岩流は社殿を避けるように両側の低いところを流れ落ち、社殿は埋没をまぬがれました。その後、新たに遊歩道が整備され、三原山の火口一周道路(お鉢巡り)から三原神社へと下る参道がつくられました。

毎年6月1日に御山参り(山開き)が行われています。


1950-51年噴火の溶岩と1986年噴火の溶岩


上部の鳥居からは正面に富士山が望める


位置情報