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地形・地質学や、地球科学の見地から
重要とされる地形・地質資源

英名 エリア
英名The Great Road Cut エリア野増・間伏

伊豆大島の中でも野増~波浮港間は船で行き来する時代が長く続いていましたが、1953(昭和28)年、道路建設工事のため山を削ったところ、巨大な縞模様が現れました。これは、過去約1万8000年間に繰り返し起こった大噴火、100回以上の噴出物が降り積もってできた地層です。噴火間隔は100~200年で、この頃から現在と同じような噴火活動を続けてきたことがわかります。

地層は、噴火中に風で運ばれて降り積もった 火山噴出物(スコリアと火山灰)、噴火が起こっていない静穏な期間に表層の火山灰が風化したり土ぼこりが積もってできた土壌(風化火山灰)とが交互に繰り返し堆積しているのが基本形です。これら3つの層でひとつの単位(1回の活動期)と考えます。

地層が大きく波打っているのは、もともと起伏のある地形を覆うように噴出物が降り積もったためであり、褶曲ではありません。また、いくつかの特定の層に見られる地層の不整合は、地震や大雨などにより崩落が起きたためと考えられています。

地層大切断面西端の上部には、岩塊がめり込んでいたり、大小様々な角張った岩片と土砂が混ざり合った層が見られます。これは、現在のカルデラを形成した約1700年前の水蒸気噴火によって、噴き飛ばされた岩塊や流れてきた火砕流堆積物です。


黒い層は陸上で起こった噴火のスコリア層
その下は海面近くで起こった噴火の層


道路開通から間もない頃の様子






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