【12月16日】土砂災害10年事業#1 講演会「この島で起こり得ること -平成25年土砂災害を振り返り、共に備えを考える-」
本年10月16日で、平成25年伊豆大島土砂災害 から10年が経過します。この間、さまざまな復旧・復興事業や災害対策の強化が進められてきました。その一方、歳月の経過とともに、目に見えて分かる土砂災害の痕跡が消えつつある中、災害を経験していない子どもたちや災害を認識していない移住者も増えているという現況にあります。
火山噴火に原因した脆弱な地質や急峻な地形を有する伊豆大島では、どんなにハード対策を強化しても、それには限界があります。したがって、被害を軽減するためには、住民ひとり一人が知識と意識を高め、自身の安全確保を図ることが重要です。
本講演会は、平成25年の土砂災害はなぜ起こったのか、どの場所でどのような現象が発生したのか、災害から10年が経過した今、改めて振り返り、この島で起こり得る土砂災害について理解を深め災害教訓を共有するとともに、防災対策の現状と課題について知り、日頃の備えについて考える機会とします。
主 催:伊豆大島ジオパーク推進委員会
日 時:12月16日(土) 14時00分~16時30分
会 場:大島町開発総合センター2階 大集会室
講演者:
講演1 アジア航測株式会社 先端技術研究所千葉研究室 室長 千葉 達朗 氏
講演2 東京都大島支庁土木課長 岡田 拓也 氏
講演3 ホテル椿園 清水 勝子 氏
講演4 気象庁伊豆大島火山防災連絡事務所 火山調査官 水岸 研二 氏
講演5 大島町防災対策室総合防災顧問 加治屋 秋実 氏