【海辺の花園・再生プロジェクト】大島高校3年生の皆さんとハマカンゾウ苗の鉢上げを行いました!

5月14日(水)に、大島高校3年生の皆さんと、海浜植物であるハマカンゾウの苗を育苗ポットに鉢上げする活動を行いました。
この活動は伊豆大島ジオパークで取り組んでいる「海辺の花園・再生プロジェクト」の一環として、2020年度以降大島高校の皆さんとともに海浜植物群落の再生を目指して実施してきました。
「海辺の花園・再生プロジェクト」についてはこちら→ https://izuoshima-geo.org/activities/hanazono-saisei.html
まずは、伊豆大島ジオパークの臼井専門員から、海浜植物の特徴や伊豆大島との関係、なぜ減ってしまったのか?について解説しました。


専門員の問いかけに積極的に回答する生徒の皆さん。
ハマカンゾウの花が1日しか咲かないことには「えぇ~!?」という声も。
開花時間が短いからこそ、ハマカンゾウだけではなく送粉する昆虫も生育・活動しやすい環境が重要なんですね。
プロジェクトの歴史や大島高校の先輩たちの活動内容、本日の活動について説明を受け、いざ鉢上げ開始!




にぎやかにてきぱきと苗をポットへ移植する生徒の皆さん。
あっという間にポットが埋まっていきます。

たくさんのハマカンゾウの苗を鉢上げすることができました!

鉢上げ完了後は、東邦大学名誉教授の長谷川雅美先生の、伊豆大島や伊豆諸島の植物の特徴や、植物が教えてくれることについての講義を聴講しました。


大島高校3年生の皆さん、お疲れさまでした!
伊豆大島ジオパークは、今後も大島高校の皆さんと協力し、海浜植物群落の再生に取り組んでいきます。
この活動が皆さんの将来に活用できること、そして将来、皆さんと再生させた海岸環境や海浜植物の花園を楽しめることを願っています。