てのひら教室の子どもたちとオカダトカゲについて学びました!

5月21日(水)に、てのひら教室で伊豆大島ジオパーク職員による出前学習を行いました。
今回のテーマは、伊豆諸島および伊豆半島の固有種であるオカダトカゲです!

ザブン・ドカン・ヒラリと一緒に学びます
今回は特別ゲストとして、トカゲやヘビなど、は虫類の専門家である東邦大学名誉教授の長谷川雅美先生に、トカゲの生態について教えていただきました。
調査のためヘビを捕まえる長谷川先生の姿に、子どもたちの心もわしづかみです!

普段から伊豆大島の自然に触れている子どもたち。
臼井専門員の問いかけに積極的に手を挙げて答えてくれました!

オカダトカゲのひみつについて学んだあとは、いよいよ外でトカゲ釣りに挑戦です!
変温動物のため、日光浴ができる日当たりのいい場所を好むオカダトカゲ。
外は雨上がりの曇り空ですが、果たして捕まえることができるでしょうか…!?


探しているうちに、だんだん晴れ間が広がっていきます。
暖かくなってきたそのとき…なんと!
トカゲの居場所をよく知る少年が、一匹捕まえることに成功しました!
お手柄です!!

捕まえたオカダトカゲをみんなで観察したあとは、島固有の生き物を守っていくために大事なことを子どもたちと一緒に考えました。
島で形成された貴重な生態系を未来に存続させるには、島外の生き物を持ち込まないことが大切ですね。

伊豆大島ジオパーク推進委員会では、「『遊べる』『学べる』がいっぱい!大島はジオパーク in 放課後てのひら教室」として、学期ごとに一度、出前学習を実施しています。
伊豆大島で育つ子どもたちが地域固有の自然・文化資源を理解し、保全意識を高め、郷土への関心と愛着を深めることを目的として、今後もこのような取り組みを継続していきます。