お知らせ -NEWS-

〜活動報告


10月17日(土)に、2026年度第3回ジオクッキング教室を開催しました!
今回のメニューは、二種類の五目ごはん、大根とイカの煮物、野菜汁。根菜たっぷりで秋の深まりを感じさせます。
最初に、栄養士会の秋元さんより今日の流れについての説明を受け、梅津さんより今日作る料理のお話を聞きました。

9つの地区に分かれ、それぞれ食べるものや調理方法に特色をもつ大島ですが、どこの地区でも共通しているのが、冠婚葬祭時に振舞われる五目ごはんです。大島の五目ごはんは大きく、元町地区の「醤油五目」とその他の地区で食べられる「酢五目」の2つに分けられます。今回は、醤油五目を作る班と酢五目を作る班に分かれ、2種類の五目ごはんを食べ比べします。
港のある岡田地区では、昔はイカが「いやになるほど」獲れたのだとか。そのため、岡田地区では今回作る大根とイカの煮物のほかにも、様々な調理方法でイカを食べていたのだそうです。身近な食材だったのですね。
季節の野菜を入れて作る野菜汁。今回は大根や人参など、たくさんの根菜が入った豪華な汁物を作ります。里芋は実は茎の部分も食べることができます。皮を剥いて干したものを調理すると、かんぴょうのように料理に使えるのだとか。今回使う里芋の茎の部分は、来月のジオクッキング教室で作る海苔巻の具になる予定とのこと!

それぞれのメニューが大島にとってどのような料理なのかを学んだところで、早速調理開始です!
今日は下ごしらえの必要な食材がたくさん。みんなで協力して調理を進めます!


下ごしらえを手分けして進めていきます


野菜の下茹でと食材のカットは同時進行


今回は親子でご参加いただいた方が3組いらっしゃいました!
小学生の参加者も、大人たちに負けない手際の良さを見せてくれました。


幅広い年代の方が参加してくれました


初めて生のイカをさわったという小学生。調理に挑戦!


完成が近づくにつれ、いい匂いが調理室内に充満していきます。
よく煮えて茶色くなった大根も、野菜汁から漂う味噌の香りもとってもおいしそう!おなかがすいてきました…。


完成間近の大根とイカの煮物(上)と野菜汁(下)


ご飯が炊きあがり、五目ごはんも完成間近。
醤油五目は、具を醤油味に甘辛く煮詰めたあとにざるで具と煮汁を分け、お米を煮汁で炊き込み、炊き上がりに具を入れて混ぜるのが特徴です。
一方、酢五目は、酢飯に煮詰めた具を混ぜる混ぜご飯形式。
同じ「五目ごはん」ですが、調理方法の違いで全く違う味わいになります。


元町で主に食べられる醤油五目。醤油色に色づいています


大島で広く食べられる酢五目。具を混ぜるところ


完成しました!
甘酸っぱい酢五目とおこげの香ばしい醤油五目、柔らかいイカに生姜の香りの効いた大根とイカの煮物、そしてたくさんの野菜の甘みが溶け出した野菜汁。
大島の伝統の味をとってもおいしく味わうことができました!



今回は初めて参加した方がとても多かったことが印象的で、様々な方にご参加いただけたことをとてもうれしく思いました。
「大人だけで参加してもよいか?」という問い合わせをときどきいただきますが、もちろん大歓迎!
おひとりでも、お友達とも、老若男女問わずご参加をお待ちしています!

伊豆大島ジオパーク推進委員会は、栄養士会の皆さんとともに、大島の食文化を次世代に受け継いでいくため、今後もジオクッキング教室に取り組んでいきます。
次回は11月14日(土)10時~13時開催!
大人気のべっこう、今回の里芋の茎を使った海苔巻、今回初めてメニューに仲間入りする落花生の煮物を作ります。
申込期間は11月2日(月)~11日(水)。お早めにお申し込みください!